大陸餃子の味のルーツは店長の子ども時代に遡ります。

店長・田中は兵庫県西脇市出身です。子ども時代、近所にとてもおいしいラーメン屋がありました。
そのお店の味が大好きでよく通い、その頃から既に私の中では「将来、絶対中華料理屋になる」という決意が固まっていました。

学校を卒業後、小さな中華料理店や有名な中華料理店などで働き始めいろいろな人たちとの出会いがありました。
そんな中で徐々に私の中でわかってきたこと。それは「おいしいかどうかを決めるのはお客さん」ということでした。
餃子ひとつとって素材がどうだ、焼き加減がどうだ、というような宣伝もありますが結局食べてもらって気に入ってもらえればまた食べてもらえるし、そうでなければ食べてもらえない。この素材を使えば100人中100人がおいしい！と感じてくれる、というものは残念ながらないのです。

とてもシンプルですが怖いことです。

この覚悟で大陸を開店し、その後31年間お店をやってきました。「おいしい」と思って食べていただけるお客さんは近所の方々から遠方のお客さんまで顔を出していただけるようになりました。親子3代にわたって食べていただいているお客さんもいます。

大袈裟なことは言いたくない。ただ実際に食べてもらえておいしいと思っていただければ満足です。